エンゲージリングと
マリッジリングの着け方

 

何百年もの間、結婚儀礼の一部として
交換されてきたダイヤモンドエンゲージ
リングは、おふたりの約束と永遠の愛の
象徴として広く認識されるようになりま
した。しかし、エンゲージリングとマリ
ッジリングは、どの指にはめるものなの
でしょうか?世界ではどのように身に着
けられているのでしょうか?

“Will you marry me?”-
エンゲージリングをする指は?

婚約の興奮と歓喜に酔いしれるあなた。
ところで、エンゲージリングは、どちら
の手のどの指にはめればいいのかご存知
ですか?

多くの西洋諸国では、左手の薬指にエン
ゲージリングをする風習があります(下
記の「指輪の着け方ガイド」の左手薬
指)。この伝統の起源は古代ローマに遡
ります。古代ローマでは、「ヴェナ
アモリス」(「愛の血管」の意)と呼ば
れる、心臓に直接流れる血管がこの指に
あると信じられてきました。感情の根源
である心臓と繋がっている薬指が、エン
ゲージリングをするのに最もふさわしい
指だと考えられていたのです。左手薬指
に指輪をすることで、永遠の愛の象徴を
皆に示し、自分の心がすでに誰かのもの
であることを伝えていました。

古代ローマでは、 “ヴェナ アモリス” (“愛の血管”の意)と呼ばれる、心臓に直接流れる血管が左手薬指にあると信じられてきました

しかし、世界のどの国でもエンゲージリ
ングを左手にするわけではありません。
ロシア、ドイツ、ノルウェー、インドで
は、右手にエンゲージリングをします。
これは、ラテン語で「左」を意味する
「sinister」が「不吉」の意味を持つこ
とに由来します。そのため、左手は縁起
の悪いものだと考える人もいたのです。 

スウェーデンやチリでは、エンゲージリ
ングを花嫁だけではなく、男性も身に着
けます。チリでは、結婚まではエンゲー
ジリングを右手に着け、結婚すると左手
に着け替えます。

婚約印として交換するのはエンゲージリ
ングだけではありません。中国では、
エンゲージリングの代わりに金銭などの
品物を交換するのが伝統です。

ケニア北部のサンブル族の戦士は、婚約
を意味する色が使われた華やかなビーズ
装飾を首に身に着けけます。

“I do”
マリッジリングをする指は?

エンゲージリングは結婚の誓いを象徴
し、マリッジリングはこの誓いをさらに
強いものとします。始まりも終わりもな
いマリッジリングの輪は、永遠の象徴で
あり、一生を共に過ごす相手への献身の
象徴と考えられています。

西洋文化においては、結婚式の間にマリ
ッジリングを交換する習慣があります。
この時、マリッジリングはエンゲージリ
ングの指である左手薬指に着けられま
す。では、エンゲージリングはどうする
のでしょうか?マリッジリングを心臓に
一番近い左手にはめられるように、エン
ゲージリングは結婚式の直前に右手に着
け替えます。結婚式の後、マリッジリン
グの上にエンゲージリングを重ねて着け
ます。

これが、伝統的なリングの重ね付けの仕
方です。しかし、今日では、エンゲージ
リングの上にマリッジリングを重ねた
り、2つのリングを組み合わせて1つの
リングにしたりするなど、様々な方法で
アレンジしているカップルもいます。
いずれにせよ、どちらのリングもサイズ
が合っていて、指にフィットしているこ
とが大切です。

世界的に見れば、結婚式で交換されるの
はマリッジリングだけではありません。
インドの結婚式では、花嫁と新郎が互い
の首に美しい花輪をかけ合うのが慣例で
す。これは、花嫁が新郎を夫として受け
入れたことを示すためのものです。
また、マリッジリングがはめられるのは
手の指だけではありません。ヒンズー教
の伝統的な文化では、女性たちは「ビチ
ヤ」と呼ばれるトゥーリングを身に着け
ます。

エンゲージリングと
マリッジリングの着け方

永遠に続く愛

ダイヤモンドエンゲージリングとマリッ
ジリングを右手にするのか、それとも左
手にするのか、人差し指にするのか親指
にするのか、あるいは薬指にするのか。
それは重要なことではありません。エン
ゲージリングとマリッジリングは、単な
る美しいジュエリーではなく、お互いへ
の献身、ふたりの将来と結婚への誓いを
象徴しています。今、そして永遠に、揺
るぎない愛の象徴なのです。


永遠にダイヤモンドを楽しむためのガイド

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