*ポッドキャストの収録および本ページ内に掲載されている画像の撮影は、新型コロナウイルス感染防止のための対人距離の確保に関する措置が取られる前に実施されたものです。
ハリウッドのトップスターたちのスタイリングから、VogueやHarper’s Bazaarをはじめとするファッション誌のページまで、数多くのファッションシーンを華やかに飾る著名ファッションスタイリスト、ミカエラ アーランガーが、ベストセラー作家でありブロードキャスター、そしてレッドカーペットのファッションエキスパートでもあるブロンウィン コスグレーブに、スタイリストとしての役割とハリウッドスターたちとの仕事について語ります。
今回のエピソードでは、ハリウッド・リポーター誌が選ぶ「最も影響力のあるスタイリスト」に何度も選出されているミカエラ アーランガーが、レッドカーペットでのスタイリングについて、ブライダルのスタイリングサービスへの事業拡大について、また自身初となるブライダル カプセルコレクション『Forevermark x Micaela』の発売について語ってくれます。
最初のトピックは、メリル ストリープ、ルピタ ニョンゴをはじめとする多くの著名人のスタイリングを手掛けるまでになった、現在までの道のりについて。「私はパーソンズ・スクール・オブ・デザインに行き、そこでビジネスを専攻しました。インターンシップを重視する教育を通して、スタイリストの仕事やファッション業界の面白さを初めて知りました。気付けば、毎シーズン、さまざまな雑誌のファッションクローゼットでインターンをしていました」
著名スタイリストの故アナベル トールマンのアシスタントとして働いた経験から、ミカエラの目はレッドカーペットの華やかな世界に開かれました。ファッションでキャリアを追求するための基礎とスキルを身に付けたミカエラは、ミシェル ドッカリーのスタイリングを担当することになり、2013年の主要なレッドカーペットイベントでミシェルをサポートしました。そして、ミシェル ドッカリーとのつながりからルピタ ニョンゴのスタイリングを手掛けることとなった年、ルピタはアカデミー助演女優賞を受賞し、ファッションスターとしての名を築きます。
キキャリアを築く際、ミカエラが信念として大切にしていたのは、年齢、人種、体型、性別にとらわれず、多様な顧客リストを持つことでした。ミカエラは、ファッションはあらゆる形で称えられるべきであり、普遍的であると信じています。しかし、特にキャリアを歩み始めたばかりの若いタレントと仕事をするときは、大きな責任が伴います。「自分が彼らのパブリックイメージを形作っているわけですから、それに伴う責任は重大です。とはいえ、多様な顧客を持てることを誇りに思います」
映画スターたちの最も大切な瞬間や大きな節目に際してスタイリングを手掛けてきた経験を持つミカエラが、2019年に、ラグジュアリーなブライダルのスタイリングに事業を広げたことは自然の成り行きでした。「市場にギャップがあると感じていました。そこで、事業を拡大することを決めたのです。レッドカーペットを歩くための準備とバージンロードを歩くための準備に、非常に多くの共通点と類似点があることに気付きました」
ブライダルスタイリングへの順調な事業拡大とともに、ブライダル カプセルコレクション「Forevermark x Micaela」の発売は、ミカエラにとってまさに夢がかなった瞬間でした。コレクションは、美しくモダンでありながら時代を超越したダイヤモンドが光り輝く、エンゲージリングとマリッジリングで構成され、リングはすべてプラチナ製です。「デザインするときは、永遠に大切にされるものを作ることを心掛けました」
今回のポッドキャストでは、ファッションを解き放つ瞬間を生み出すという名声を築き上げた自身の素晴らしいキャリアについて、ミカエラが詳しく語ります。レッドカーペットで顧客をスタイルアイコンへと変えることへの彼女の情熱は輝き続け、自身が生み出すすべてのルックには芸術的手腕が光ります。ミカエラの努力と強い決意、そして自分に忠実であり続ける姿勢は、私たちにインスピレーションをもたらし、情熱と夢に忠実に生きることを教えてくれています。